
滋賀県大津市にある、天台寺門宗の総本山。山号を「長等山」と称する。
開基(創立者)は大友与多王、本尊は弥勒菩薩である。日本三不動の一である黄不動で著名な寺院で、観音堂は西国三十三箇所観音霊場の第14番札所である。また、近江八景の一つである「三井の晩鐘」でも知られる。なお一般には「三井寺」として知られる。
また歴史上の苦難を乗り越えてその都度再興されてきたことから、三井寺は「不死鳥の寺」とも称されている。
平安時代、第五代天台座主・智証大師円珍和尚の卓越した個性によって天台別院として中興され、以来一千百余年にわたってその教法を今日に伝えてきた古い歴史と文化、多くの文化財や伝説の残る三井寺。